佐伯の新たな魅力を発見!巨大壁画「佐伯州浜竜宮図」を訪れてみませんか?

 佐伯市西浜に「佐伯州浜竜宮図」という壁画があることをご存知でしょうか。番匠川河口付近の河川敷ブロックに縦4.8m、横200mにわたって描かれている巨大な壁画です。佐伯市出身の画家である谷川広人さんの作品で、昨年3月にテレビ朝日系列ナニコレ珍百景でも紹介され、徐々にその知名度が上がりつつあるスポットとなっています。2018年6月から制作が始まり、約7年が経過してこの規模の作品になっても未完成ということで、現在も谷川さんの手によって制作活動が続けられています。私もこの壁画が描かれ始めた頃から知っているのですが、みるみる壁画の規模が大きくなっていくので「いったいどこまで大きく描くつもりなんだろうか?」と思っていたところです。今後、横240mまで伸ばして完成予定だそうです。

 この壁画は谷川さんの「佐伯という場所をもっと知ってもらいたい、県内外を問わず多くの人に佐伯を訪れてほしい」という想いのもとで制作されているとのことです。伊勢海老やリュウグウノツカイ、乙姫様や玉手箱などが河川敷ブロックという大きなキャンバスにダイナミックに描かれている壁画は一見の価値があります。写真ではその規模がなかなか伝わりにくいかと思いますので、実際に現地で観覧してみてはいかがでしょうか。

 余談にはなりますが、玉手箱と聞くと、昔話「浦島太郎」を思い出します。助けた亀に連れて行ってもらった竜宮城でついつい遊びすぎてしまい、家に帰るとすっかり時が流れていたというお話でした。気が付けば年も明けて2025年、浦島太郎が玉手箱を開けて時間が一瞬で過ぎ去るほどの早さではないにしても、私自身、最近は時の流れがとても早く感じています。一日一日を大切に過ごしていきたいですね。それでは2025年が皆様にとって健康でより良い1年となりますように、職員一同お祈りいたします。

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佐伯診療所:渡邉